紀要論文 事前授業による教育実習不安の変容 ― 教職志望学生のセルフ・エフィカシーに着目して―

枝元, 香菜子  ,  山本, 礼二

内容記述
本研究は、教育実習事前授業による教育実習不安の変容についてセルフ・エフィカシーとの関連から検討をした。対象は、私立A 大学で教職免許状取得希望者である4 年生合計64 名とし、教育実習事前授業の前後で教育実習に関する不安についてのアンケート調査を実施した。また一般セルフ・エフィカシーについての質問紙調査を実施し、対象者をセルフ・エフィカシーの高低で2 群(GSEs 下位群/ GSEs 上位群)に分類した。調査の結果、全体の教育実習の不安要素として授業に関する項目が挙げられた。事前授業により、身だしなみ(全体)や指導案の書き方(GSEs 下位群)に関する不安は低減がみられた。一方、心身の疲労(全体)や遅刻(GSEs 下位群)に関する不安は増大した。また、GSEs 下位群では、GSEs 上位群に比べ、授業や自身の性格・内面に関する項目で常に大きな不安を抱いていた。事前授業は、個々の特性に合わせて指導・支援していくことも重要であることが示唆された。
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