Departmental Bulletin Paper 日本語歌曲創作についての一考察 : 「藤井喬梓歌曲作品展」よりのレポート

藤井, 喬梓

51pp.401 - 407 , 2017-03-31 , 国立音楽大学
ISSN:02885492
Description
日本語による思想的、形而上的な内容を持つ詩を音楽化することにより、歌曲創作の新しい可能性を示すことを試みた。具体的には片山敏彦、清水茂という上記の傾向を豊かにもつ詩人の作品を選び、各々の詩にふさわしい様式と技法を柔軟に適用しつつ音楽化し、それらにより演奏会を開催した。個々の作品の善し悪しはあるものの、思想的、形而上的な内容を含む詩を、一般にも通用しうる、平明さと説得力を持って音楽化することは十分に可能であり、さらにそういった日本語歌曲が、音楽芸術の重要な領域として存在しうることが確認できた。

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