紀要論文 デヴィッド・ローゼンブームのピアノ作品にみられる実験音楽的要素

井上, 郷子

51pp.339 - 349 , 2017-03-31 , 国立音楽大学
ISSN:02885492
内容記述
筆者は、2016年3月6日、東京オペラシティ・リサイタルホールにて、「井上郷子ピアノリサイタル#25 デヴィッド・ローゼンブーム作品集」を行なった。1947年生まれのアメリカ合衆国の作曲家、デヴィッド・ローゼンブーム氏は、コンポーザー=パフォーマーとしての多彩な音楽活動を、長年に亘り繰り広げている。約50年の間に作曲された彼のピアノ作品は、どの曲においても実験的な試みがなされ、様々な、演奏において不確定であるような作曲の方法がみられる。それらのありかたは大きくは6つに分類され、作品全体を特徴づける結果となっている。本稿では、1964年から2016年に亘って作曲されたピアノ作品7曲について、演奏において不確定であるような作曲の方法が、具体的にどのようなものであるかを考察した。

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