Departmental Bulletin Paper ヘルダリーンの詩による歌曲の諸相 : 長島剛子・梅本実リートデュオ・リサイタル 世紀末から20世紀へPart XIV

長島, 剛子

51pp.317 - 325 , 2017-03-31 , 国立音楽大学
ISSN:02885492
Description
本稿は2015年秋に札幌と東京で開催された「長島剛子・梅本実リートデュオ・リサイタル 世紀末から20世紀へPart XIV ヘルダリーンの詩による歌曲」のプログラム・ノートに加筆し、再構成したものである。このリサイタルシリーズは19世紀後半から20世紀のドイツ歌曲の演奏と紹介を目的にしているが、今回のリサイタルではドイツの詩人フリードリヒ・ヘルダリーンに焦点を当て、彼の詩に付曲された歌曲を集めプログラムを組んだ。リサイタルは300人以上の聴衆を集め行われたが、多くの斬新な歌曲を含め魅力的な作品を紹介出来、なぜ多くの20世紀の作曲家が彼の詩を取り上げたのかということが明らかにされた。本稿では、これまでの活動の概要と論文作成の目的に続き、ヘルダリーンの生涯と彼の詩の受容、作曲家たちによる付曲について述べ、最後に今回のリサイタルで取り上げた各作品、作曲家、詩等について研究を深めた事柄を記述した。

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