紀要論文 基礎看護学実習Ⅰ実施前後における看護大学1年生の向社会的行動の変化
Comparison of prosocial behavior by nursing university first graders before and after basic nursing practice 1

岡田, 郁子  ,  山口, さつき  ,  泉澤, 真紀

内容記述
向社会的行動とは,相手に思いやりをもち相手のためになるよう意図して行う行動のことであり思いやり行動ともいえる。本研究の目的は,看護基礎教育における向社会的行動を育む方法を見出すため,看護大学1年生の基礎看護学実習Ⅰ実施前後における向社会的行動の変化を比較検討することであった。分析対象者はA大学看護学部1年生のうち,基礎看護学実習Ⅰ実施前29名,基礎看護学実習Ⅰ実施後22名である。向社会的行動は,菊池が作成した向社会的行動尺度を用いた。基礎看護学実習Ⅰ実施前後の比較は向社会的行動全体ではt検定を,各質問項目別ではMann-WhitneyのU検定を用い検討した。向社会的行動は,基礎看護学実習Ⅰ実施前後で変化はみられなかった。各質問項目別では,20項目中3項目で変化していた。チームワークづくりなど実習グループメンバー間の相互の関わり,共感のモデルとなる事,自信を持つ声かけ,実際の患者の状況を目の当たりにすることなどが向社会的行動を向上させていた。基礎看護学実習Ⅰにおいて,向社会的行動の向上に向け,各自自信をもち自ら考え行動していけるよう支援する必要がある。
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