紀要論文 教員養成課程における発達障害についての学び : 「気になる子」カルタの絵札を用いて
In teacher-training course, the developmental disabilities will be learned by using Karuta game

藤原, 梨恵

(1)  , pp.25 - 34 , 2017-03-31 , 平安女学院大学子ども教育学部
ISSN:24329010
NII書誌ID(NCID):AA12779876
内容記述
 大学の教員養成課程において、通常学級の教員を志す者も発達障害についての学びが必須となっている。しかし、大学の講義で発達障害について学ぶ機会を得たとしても、いざ教員となって発達障害の子どもを前にした時に、対応できない現状があることが問題となっている。そのため、発達障害における知識の獲得や理解を深めることに加え、発達障害に対する学生のポジティブなイメージの形成や、自ら関心を持って積極的にかかわる姿勢をどのように育むのかということが、研究者間における共通の課題であり、様々な議論が繰り広げられている。また、先行研究の多くが、発達障害のある子どもと関わりをもつ経験が上記の課題に有効であるとの知見を報告している。本研究では、発達障害のある子どもと関わりをもたずとも、発達障害の特徴や困り感、支援などについて、実例を元に描かれた絵を用いて学生の想像力を引き出し、自ら考えさせることによって、課題の解決が期待できるものと考えた。取り組んだ結果、実際に発達障害のある子どもと関わりをもたなくとも、発達障害のkどもの特徴が描かれている絵を見て想像することにより、学生が主体性を持って考え、学びあい、知識や理解を促すだけではなく、発達障害についてポジティブなイメージをも育むことができる可能性など、一定の効果が得られることが示唆された。

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