紀要論文 <少年>という視角/<少女>による社会化 : 短詩型文芸アマルガムとしての青木辰男遺作集『断声』
A Study on "Dansei", Poetry works of Aoki Tatsuo
ショウネン ト イウ シカク ショウジョ ニ ヨル シャカイカ : タンシ ガタ ブンゲイ アマルガム ト シテ ノ アオキ タツオ イサクシュウ ダンセイ

平居, 謙  ,  Ken, HIRAI  ,  平安女学院大学国際観光学部

(44)  , pp.1 - 10 , 2016-03
ISSN:03866246
NII書誌ID(NCID):AN10527524
内容記述
青木辰男遺作集『断声ーある夜鳴きそば屋の詩』は、短歌・俳句・詩という短詩型文学のアマルガムのような作品集である。短歌・俳句の中で視点に据えられた<少年>が、やがて<少女>を発見する。しかしそれは愛や制の対象としてではなかった。<死>の世界への突破口としての<六月の少女>。その主題を詩の中で展開させてゆく中で、戦争で失われた人々への鎮魂、すなわち青木辰男の文学世界そのものが堅固に成立し始める。

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