紀要論文 人の気づきに迫る -認知科学,心理学からのアプローチ-:5.「気づき」を生み出す被疑者面接技法 -無実を発見するコミュニケーション・デザイン-
Approaching Human Insight and Oversight from the Viewpoints of Cognitive Science and Psychology:5. Suspect Interview Techniques for Detecting False Confession

高木, 光太郎

58 ( 4 )  , pp.300 - 304 , 2017-03-15
NII書誌ID(NCID):AN00116625
内容記述
刑事事件の捜査における被疑者取調べにおいて発生する虚偽自白のリスクを低減するコミュニケーション・デザインの基本的な考え方について解説した.まず1990年5月に発生した「足利事件」の検察官取調べにおける虚偽自白の発生過程を整理した.次に主要な被疑者面接技法として知られているReidテクニックとPEACEモデルの概要を解説し,その観点から足利事件における取調べの問題点を整理した.最後に今後日本においてもPEACEモデルと同様の「無実兆候の探索」をコミュニケーション・デザインに組み込んだ被疑者面接技法が必要となることを論じた.

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