紀要論文 人の気づきに迫る -認知科学,心理学からのアプローチ-:2.医療・福祉の現場において,気づきを生み出す人の認知 -転倒・転落と誤薬における気づき-
Approaching Human Insight and Oversight from the Viewpoints of Cognitive Science and Psychology:2. Insight and Oversight in the Medical and Welfare Fields : Insight of Fall and Medication Error

松尾, 太加志

58 ( 4 )  , pp.287 - 290 , 2017-03-15
NII書誌ID(NCID):AN00116625
内容記述
医療や福祉の現場では,事故防止が大きな課題で.特に転倒・転落や誤薬が多く,人の気づきにより事故を防止することが求められる.転倒では,転倒リスクのアセスメントシートが検討されているが,その信頼性は高くはなく,それに頼らない気づきによる対応が現実には求められる.誤薬では,薬剤や投与法の多様性が事故を起こす要因となっており,電子化が進められているが,人の気づきに頼る部分が大きい.医療や福祉の現場の特殊性が人間の直感的な処理を優先させることになっており,それが人の気づきとしてうまくいく場合もあるが,エラーを誘発してしまう.今後,情報技術によって人の気づきを支援することが期待される分野でもある.

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