Departmental Bulletin Paper 「使える」レベルの学力をめざす「教科する」授業の学習過程の構想と検討―パフォーマンス課題を活用した小学校算数5 年「面積」の実践を手掛かりにして―

原田, 三朗

(65)  , pp.389 - 412 , 2018-03-01 , 四天王寺大学
ISSN:1883-3497
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本稿では、算数科における「教科する」授業について、小学校5 年生算数の面積実践をもとに考察を進めた。扱った実践は2009 年のものであるが、パフォーマンス課題を学習展開の核に置き、様々な手立てを講じて、子どもたちを問題解決へと導き、面積の理解へと向かわせている示唆に富んだものである。 「教科する(do a subject)」授業とは、知識・技能が実生活で生かされている場面や、その領域の専門家が知を探究する過程を追体験し、「教科の本質」をともに深め合う授業である。「教科する」授業を実践することによって、子どもたちに「使える」レベルの学力をつけ、学ぶ意義や有効性を感じ取らせることができる。このような「教科する」授業を算数科において具現するときの学習過程はどうあるべきかについて、「学習の文脈の真正性」、「『使える』レベルの思考過程」、「思考する文化の創造」という三つの視点から具体的実践について考察し、求められる算数科における問題解決の授業の学習過程について提示した。
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