Departmental Bulletin Paper 虐待被害を疑った時の子どもからの聴き取り養護教諭志望学生を対象とした意識調査から

田中, 晶子

(65)  , pp.39 - 51 , 2018-03-01 , 四天王寺大学
ISSN:1883-3497
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本研究では、児童虐待の疑いを持った時に、児童相談所等への通告義務を持つ教育機関において、特に児童虐待事案に対応する可能性の高い養護教諭を志望する大学生を対象に、子どもからの聴き取り(事実確認)についての意識調査を実施した。また、子どもから体験を聴く事(事実確認)に関する講義を聞いた後の意識調査と比較することにより、教育効果についても検討した。その結果、子どもから収集すべき情報については、講義後にルーチンや気持ち、ニーズに関する情報の重視度が下がった。また、大人から伝達すべき情報については、講義後にグラウンドルールに関する項目の重視度が上がり、受容や共感、評価等の重視度が下がった。また、事実確認に関する講義を受講することによって、虐待を疑った時の対応についての意識がより事実を確認する上での適切な方向へと変化した。これらの結果から、研修を受けることにより、面接への見方が変化したと考えられる。結果を受けて、教育機関における子どもからの事実確認について、知見の提供方法やタイミング、それらの重要性について考察した。
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