Departmental Bulletin Paper 高齢者が相互に支え合う意義―要援護高齢者の力を活かす場づくり―

佐藤, 陽

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2014年介護保険法改正は,地域包括ケアシステムの実現に向けて取り組むことが目標とされ,在宅介護の充実と重度者への支援が中心になった。要支援者については自治体ごとに地域支援事業に移行させることになった。こうしたシステム構築に地域住民等による互助の力が期待されており,地域福祉推進を基軸とする地域包括ケアシステム構築に向けた新たな地域づくりが求められている。後期高齢者人口が増大する2025年問題を視野に,高齢者が支えられる存在としてだけではなく,支え手になり得る双方向性を意識的に捉え,要支援等の要援護高齢者のもつ「弱さの力」1)を活かし,相互に支え合う意義を明らかにして,その力が活かせる場づくりの検討を試みた。
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