Departmental Bulletin Paper ジュニアスポーツ教育を専攻する女子学生の体力特性について
The physical fitness characteristics of the female university students in junior sports education

宮辻, 和貴

Description
本研究はKS女子大学のジュニアスポーツ教育を専攻する新入生 (18~19歳) を対象に 「新体力テスト」を実施し、体力特性・運動能力およびスポーツ活動を含む運動習慣や体力に関連する要因を含む生活習慣のアンケート調査を行い、体育系学生と全国平均値を比較することにより、女子学生の特徴を明らかにすることを目的とした。 被験者は、体育系学生63名 (身長1.59±0.05m、体重51.4±5.3kg) と全国平均値1,047名 (身長1.58±0.05m、体重51.7±7.4kg) であった。その結果、身体的特徴については「体格」がほぼ同程度を示していたが、体育系学生の方が全国平均値に比べて6項目 (握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、立ち幅とび、20mシャトルランの代替法としてSST-R) 全ての体力測定値が有意に高かった (それぞれp<0.05~p<0.001) 。 運動習慣に関するアンケート調査においては、運動部や地域スポーツクラブへ 「所属している」 学生が約5割程度 (50.8%)、学校の体育の授業を除いた運動・スポーツの実施状況は 「する(ほとんど毎日・ときどき)」 と回答した学生が約6割以上(61.9%)、同様に1日の運動・スポーツ実施時間が 「30分以上」 の学生が約6割以上 (63.4%) を示した。 生活習慣においては、朝食の有無について 「毎日食べる」 学生が約6割未満(57.1%)、1日の睡眠時間は 「6時間以上」 の学生が約5割未満 (47.6%)、1日のテレビ (携帯端末によるゲーム等も含む) の視聴時間が 「1時間以上」 の学生が約8割未満 (79.3%) であった。これらのことより、本研究における体育系学生と全国平均値を比較した特徴として、体育系学生は全国平均値より「筋力」、「筋パワー」、「柔軟性」、「筋持久力」、「敏捷性」、「全身持久力」 の体力的要素が優れていたことから、身体活動が比較的多い運動習慣を有していたが、生活習慣に関しては不規則な一面も見られることが明らかとなった。
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