紀要論文 介護保険制度下における在宅家族介護者の介護問題と課題
Problem and Tasks of Family Carers at Home Under the System of Long-Term Care Insurance
カイゴ ホケン セイドカ ニ オケル ザイタク カゾク カイゴシャ ノ カイゴ モンダイ ト カダイ

權, 順浩

内容記述
本研究は家族介護者の介護問題に着目し、先行研究と比較しつつ、介護保険制度下における家族介護者の介護問題の実態を明らかにしたものである。調査は「認知症の人と家族の会」の滋賀・大阪・京都支部の会員のうち、在宅家族介護者を対象にして行った。その結果は、介護保険制度当初より要介護者の介護サービス利用程度は増加したが、家族介護者の介護負担や介護時間、健康状態、介護による仕事の変化状態、介護費用及び介護者費用負担割合など在宅家族介護者の介護状況や環境、生活については介護保険制度前と比べ、改善されたところは見当たらなかった。そして、介護による生活が厳しくなった家族介護者ほどさらに深刻な介護問題を抱えている。このような結果から、要介護者のみに介護サービスを提供する現介護保険制度の仕組みのもとでは、家族介護者の介護問題の改善・解決は難しいということがわかった。
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