紀要論文 中国青海省女子学生における身体および食事の状況
Physical Status and Eating Habits of Female Students in Qinghai, China

木下, 麻衣  ,  梅原, 頼子

内容記述
近年、中国では肥満者が急増している。肥満には食事のエネルギーや脂肪の摂取が影響しており、肥満と食事の関連を明らかにすることは、生活習慣病予防のために重要である。中国都市部での肥満が問題となっているが、地方都市においても同様の傾向がみられるか調べることにした。そこで、中国青海省西寧市の中等技術学校において食生活の実態を把握するために、身体状況、食物摂取頻度、食生活状況などの調査を行い、青海省女子学生の身体状況と食事状況について検討した。その結果、BMI値から肥満と判定された学生は6%であったが、体脂肪率からは33.3%が肥満と判定され、隠れ肥満者の存在が明らかになった。食物摂取頻度調査からは、穀類以外は不足しており、食塩のみが基準値付近であることがわかった。これより、食事量が増えると食塩過剰の可能性が考えられる。さらに、肥満と食事の関連を検討したところ、肥満者は菓子類の摂取量が多い傾向であった。今回の調査から、青海省女子学生の肥満者の割合は多く、都市部だけでなく地方都市においても肥満は重要な問題であることがわかった。したがって、体脂肪率測定を実施し、結果を反映させた栄養教育が必要であると考えられる。
本文を読む

https://suzuka.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=2438&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1

このアイテムのアクセス数:  回

その他の情報