Departmental Bulletin Paper 児童期の夕食の共食状況と女子短大生の食習慣、食事摂取状況および身体状況の関連について
The Relationship between Primary School Children’s Family Dinner Habits and Eating Habits, Dietary Intake Situation, Physical Status in Junior College Female Students

乾, 陽子  ,  森, 安莉沙  ,  福永, 峰子  ,  梅原, 頼子

Description
共食は食育の原点であり、共食を通じて食生活に関する基礎を習得する機会になる。児童期の家庭での食環境は未来の食習慣にも影響を及ぼすとの報告もあることから、児童期の家庭での食環境を明らかにすることは重要である。本調査では、女子短大生の小学生時の家族との夕食の共食頻度と現在の食習慣、食事摂取状況、身体状況との関係を検討した。本調査は、平成27年4~5月に本学に在籍している1・2年生220名を対象とした。調査内容は、独自に作成した食生活状況調査(小学生時の夕食の共食頻度調査を含む)、食物摂取頻度調査(FFQg Ver.3.5)および身体状況調査である。分析は、各項目の基本統計量を求めた後、小学生時の夕食の共食頻度により対象者を2群に分類し、その関係性を検討するためにt検定とχ2検定を行った。その結果、小学生時の夕食の共食頻度とその頃の食習慣や現在の共食頻度、一部の食事摂取状況に関連は認められた。一方、現在の栄養素等摂取量や身体状況に関連は認められなかった。以上より、小学生時の夕食の共食は大学生の栄養素等摂取量や身体状況までは影響を及ぼさないが、食習慣等にはよい影響を与える要素であることが示唆された。しかし、食習慣は過去から現在に至るそのときどきの食環境、生活環境等に左右され未来へつながっていく。今後よりよい食生活を送るために、調査対象者へ個人結果と食診断表をフィードバックし、望ましい食べ方を指導していく。
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