Departmental Bulletin Paper 米国都市学区における相補的アカウンタビリティ・システム / 「学校風土」開発を鍵とする指導助言行政の新展開
Alternative Supervisory Administration Form for Developing ‘School Climate’ in an American Urban School District: Reciprocal Accountability System between School and School Board

藤岡, 恭子

Description
本論では,米国コネティカット州ニューヘイブン学区の「学校風土」開発を鍵とする改革事例をとりあげ,「共有型リーダーシップ」スタイルを通した教育委員会と学校との「相補的アカウンタビリティ・システム」を構築する意義と可能性を検討した。本論で明らかにした知見は,1)教育委員会は,「学習環境(通称「学校風土」)調査)」を学校の教育実践過程を支援するツールとして活用することにより,保護者・住民と協働する教職員の専門性開発を導いており,2)学校と教育委員会をリエゾンする「ファシリテーター」が,現場の悩みを聴きながら的確な指導助言を行うなかで,3)学校のみならず教育委員会もまた学習する組織として発達していく新しい指導助言スタイルが構築されている。これらの点に,現代米国教育ガバナンス改革の理論的基礎である共同統治論や分散型リーダーシップ論に基づく実証的知見を見出した。
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