紀要論文 日本における空き家・中古建造物の再生・利活用の研究 : 街並み・文化遺産・地域活性化の挑戦事例の考察
Study of Refurbishment and Utilization Methods of Vacant & Older Secondhand Buildings in Japan : Consideration of a Case Study for the Preservation of Cultural Heritage and Row Houses, and Community Activation

鎌田, 清子

(17)  , pp.39 - 54 , 2016-03 , 北海道文教大学
ISSN:1345-4242
NII書誌ID(NCID):AA11469578
内容記述
日本の古の都として1200 年以上の歴史を有する京都市では明治維新時以降人口の急激な減少,空き家増加,都市・街並みの荒廃を招いた経験を有する.天皇遷都に伴い企業の移転・流出が主因であった.必然的に古い町家,古い住宅ほど空き家,空室が増加した.日本人の住宅の原点であった「京町家」は維持管理者を失うと一層劣化,荒廃が加速する.市はこの伝統文化を補修しながら保存する手法に挑戦して,徐々に成果を出し始め国際的観光資源化に成功してきた.人口高齢化,過疎化の進む四国,長野県など山間地域においても20 代の若い世代が空き家の再生・活用法を模索し,地域再生,移住人口の増加に寄与している.具体的な再生事例を紹介しながら,地域に住む市民の協力を得ながら外国人向けの観光資源,若い次世代の人材育成拠点,地域住民の交流センターなどに活用する政策手法を考察する.全国的に空き家・中古建築が増え,産業廃棄物とみなし取り壊し・撤去費用の税負担のみが議論される中で,再生・利活用の新しい可能性を考察している.
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