学術雑誌論文 女子大学生の1日の食事に含まれる脂質成分
Lipid Composition in Daily Meals of Female University Students

大宅, 穂波  ,  吉田, 訓子  ,  大西, 正男  ,  川村, 純  ,  府中, 英孝

12 ( 1 )  , pp.61 - 68 , 2017-03-31 , 藤女子大学QOL研究所
ISSN:1881-6274
NII書誌ID(NCID):AA12218176
内容記述
本研究では、女子大学生の⚑日の食事として、グラノーラ、牛乳、バナナの朝食、本学学生食堂の和食定食の昼食(主菜として鮭のあんかけ)および鶏から揚げ弁当を夕食として想定し、それらの脂質成分と構成脂肪酸を分析した。供試した⚓食の食事(摂取重量:1,392g、摂取エネルギー:1,755 kcal)の脂質量の合計は54.9 g となり、栄養計算値(48.0 g)よりも高かった。脂肪エネルギー比率は28%エネルギーとなり、日本人の食事摂取基準(2015年版)の目標量の範囲内であった。飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸の⚑日摂取量は15.7 gと24.3 g となり、両者の摂取エネルギー比率(8.1%と12.5%エネルギー)は日本人の目標量(前者では⚗%エネルギー以下)あるいは最近の女性摂取量(後者の中央値では9.5%エネルギー)よりも高値であった。多価不飽和脂肪酸のn-6/n-3 比は4.0 であった。また、健康に良いとされているn-3 系多価不飽和脂肪酸の目安量を満たすためには、魚介類を主菜に選ぶ必要があることが確認された。リン脂質の量は⚓食のモデル食で併せて2.9 g で、既報の日本人成人の⚑日摂取量とほぼ一致していた。認知症予防効果が期待されるプラズマローゲンの供試した⚓食の合計値は約57 mg と推定された。なお、本研究は⚑日の⚑例だけの食事を対象としたものであり、今後、調査日数を増やして多様な食事パターンについて同様に分析を行う必要がある。
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