Departmental Bulletin Paper 女性の炎症性腸疾患患者の妊娠・出産に関する調査研究
Research about conception and birth in women with inflammatory bowel disease

栂野, 詩乃

Description
炎症性腸疾患(以下IBD)は若年者に好発するという特徴から、女性患者においては妊娠・出産の問題が注目されており、機能的側面以上に精神的な支援の必要性が指摘されている。そこで本研究では、IBD 患者が自発的に子どもを作らない人が多いのかを検討すること、および妊娠・出産に関して不安に感じている要因と求められるサポートがどのようなものかについて患者の意見を反映させた検討を行うことを目的として、IBD の女性患者75名を対象に、妊娠・出産の意識に関するアンケート調査を行った。協力者75名のうち3名を分析除外者とし、72名の回答を分析した結果、IBD 診断前後で妊娠・出産への意識が「変わった」とする回答がもっとも多く得られ、IBD の女性は健常者より自発的に子どもを作らない傾向にあることが示唆された。また、妊娠・出産に際しては、誰でもIBD 医師の指導が受けられる環境と、病気に理解のある周りからのサポートが必要であることが示された。
Full-Text

https://fujijoshi.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=1507&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1

Number of accesses :  

Other information