Departmental Bulletin Paper 脳卒中患者における回復期リハビリテーション病棟から シームレスな在宅復帰を実現するために:理学療法士の役割について
Achievement a seamless transition to return home from a convalescent rehabilitation ward in a stroke patients : The role of physical therapists

難波, 志帆  ,  橋本, 伸也

Description
多くの脳卒中患者は急性期病院での治療後、回復期リハビリテーション病棟で積極的なリハビリテーションを実施する。個々の自宅環境や生活背景を十分考慮しながらリハビリテーションをすすめ、日常生活動作向上、在宅復帰を図る。しかし、回復期セラピストが退院後に介入することはなく関係は途切れ、実際の在宅生活がどのように経過しているのか、患者・家族の情報を把握するシステムはない。そこで、回復期病棟における研究報告から現状について調査し、対策を考察することを目的に文献調査を行った。回復期における研究報告としては、診療報酬で示されている日常生活動作能力や在宅復帰に関する報告が多かった。また、生活期における研究も多数あったが、回復期から生活期にかけて縦断的な報告は少なかった。その主な原因は、医療保険から介護保険への移行が大きいと考えられた。しかし、現行制度下においても、回復期・生活期の病期を越えて連携・介入することで、患者のシームレスな在宅復帰が可能になり、回復期セラピストにとっては退院後の生活を知る機会となる。回復期病棟でのリハビリテーションの成果は在宅生活で発揮されてこそ評価されるが、その結果を把握することは回復期リハビリテーションの質の担保に活かされると考える。
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