Research Paper 鑑賞授業における音楽理解を導く読譜の役割とその効果 ~主体的音楽活動に向けての読譜の効用とは~

山﨑, 正

2017-12
Description
小・中学校における鑑賞授業は,専ら生徒たちが曲を鑑賞する上で興味や関心を持って聴くことができるように,曲そのものへ深く立ち入るような授業より,作曲家や楽器、編成や音楽の背景にあるものを使って学習計画されるものが多い。そのため,生徒たちが普段聴き慣れない音楽情報を繰り返し聴いて,その内容が人間感情とどのように結びついていくかという観点での鑑賞はおざなりとなっている場合もあるのが現状だ。しかし,本来音楽を鑑賞するという主体的な行為は,本人の中に内在する音楽に対する欲求が満たされなければならないと考える。本論文は,肉体的条件である「耳の働き」による鑑賞という行為との関係を考え,その特性を生かしながら資格的な楽譜を読み取る作業に触れることで,鑑賞をより感覚的にも造形的にも深めるのではないかという観点に立って述べようとしたものである。しかし,データの蓄積がまだ不十分であることから今後の継続研究の第一歩であることを記す。
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