Departmental Bulletin Paper 子どものターミナルケアに従事する臨床心理士への協働的なコンサルテーション : PAC分析を用いた事例研究
A Collaborative Consultation to a Clinical Psychologist who Involves in Terminal Care for Children : A Case Study by PAC Analysis

平岡, 篤武

Description
 小児ターミナルケアに従事する臨床心理士へのコンサルテーションを、PAC(個人別態度構造)分析を用いた協働的なスタイルで実施した。協働的なスタイルとは、PAC分析で得られたコンサルティの不安クラスターのデンドログラムを見ながらコンサルティが語った言葉について、コンサルタントが質問しコンサルティが答えるという、コンサルティ自身が分析、解釈に参加するというものである。 コンサルティの表現した不安が、デンドログラムという俯瞰的、全体的な枠組みとして視覚的にフィードバックされ、クラスター化された「不安」に命名する2回の面接過程で、コンサルティは洞察、自己理解を得た。PAC分析という特性に加え、コンサルテーションの分析、解釈を協働的スタイルで行うことにより、侵襲性少なく、主体性が確保された中でコンサルティの自己内対話が進行し、自分に関する認知の修正が図られ、自己肯定感の向上にもつながったと考えられた。
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