紀要論文 小学校におけるソーシャルスキル教育を中心とした心理教育の縦断実践研究 : 行動的機能への介入効果を考慮した三水準モデルの検証
A Longitudinal and Practical Study of Psychoeducation with a Focus on Social Skills Education for Elementary School : An Examination of a Three-Level Model for Assessment of Children’s School Adjustment in Consideration of the Intervention Effect to Behavioral Functions.

増南, 太志  ,  藤枝, 静暁  ,  相川, 充  ,  Taiji, MASUNAMI  ,  Shizuaki, FUJIEDA  ,  Atsushi, AIKAWA

内容記述
本研究は、学校適応アセスメントの三水準モデルについて、行動的機能への介入効果が時間経過後に学業的機能・社会的機能・学校適応感に現れることを考慮し、共分散構造分析によって検証した。小学校1~6年生の児童に対し、平成26年5月及び平成27年3月に三水準モデルの各因子に関わる質問紙を実施した。なお、質問紙調査とともに、行動的機能の因子の一部である「感謝」「聴き方・話し方」「あいさつ」については、学級単位のソーシャルスキルトレーニングが実施されている。分析の結果、①行動的機能と学業的機能・社会的機能・学校適応感の間に時間差があり、②引っ込み思案行動を社会的機能に位置づけ、③学校適応感から学業的機能へのパスを追加した場合に、適合度の良い結果が得られた。したがって、行動的機能への介入効果が時間を置いて現れることや、引っ込み思案行動と社会的機能及び、学校適応感と学業的機能には、何らかの影響関係があることが考えられた。
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