紀要論文 生徒が生き生きと語り出す英語指導の事例的実践

折橋, 晃美  ,  掛川, 晃代  ,  横山, 寧恵

内容記述
 本研究は,中学校英語における言語コミュニケーションの伸長を図るための言語活動の在り方を模索し,公立中学校2年生を対象に全9時間の授業実践を行ったものである.ここでは,英語を苦手とする生徒に焦点を当て,その生徒が生き生きと英語で語るようになる姿を目指すと共に,生徒の変容を通して今後の指導の手がかりを得ることを目的とした. その結果,対象生A男はこれまでの授業ではほとんど英語を発することがなかったが,本実践では,堂々と軽井沢町の紹介を英語でプレゼンテーションすることができた.また,準備の過程では,父親と一緒に調査に行ったり,友達と意欲的に関わって納得するまで練習したり,家で何回も練習したりする姿が見られた.その後の通常授業において,質問したり英語で声を発したりする姿が見られるようになり,定期試験の得点も向上した. このようなA男の変容を通して, ①生徒の生活に結びつき,必要感に支えられた教材の選定を行うこと,②目的別グループで共同的な活動を行うことが,生徒が自ら語り出す上で有効であることが示唆された.
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