Departmental Bulletin Paper 生活科授業支援の実践と成果 : 特に生活科教育におけるコミュニケーションの重要性について

花園, 誠  ,  榊原, 健太郎  ,  高部, 敏充  ,  挟間, 美鈴  ,  吉中, 泉  ,  花園, 美樹

Description
本学は地域の小学校からの要請に応え, 毎年, 種々の具体的な体験活動による生活科の授業支援に取り組んでいる.「動物ふれあい教室」は, 年間実践数が最も多い. その支援内容を, 生活の内容と対照すると「, 学校と生活」「, 家族と生活」「, 地域と生活」「, 公共物や公共施設の利用」「, 動植物の飼育・栽培」,「生活や出来事の交流」,「自分の成長」と「自然や物を使った遊び」の内容は含まれていると評価できる.「動物ふれあい教室」の授業方針と中央審議会の平成20 年1月の答申とを対比すると,「動物ふれあい教室」基本方針の「自分の目で見て, 自分の頭で考えて」は,答申の「思考力・判断力」と, そして「自分の口で語るもしくは行動する」は, 同「表現力等」に合致していると評価できる. また,「動物ふれあい教室」は「児童と学生とのコミュニケーション」に重きを置いている点に最大の特徴がある. 生活科は, 同答申を受け, その内容及び内容の取扱いの改善を図り「, 生活や出来事の交流」を新たな内容として位置づけ,子どもの発達におけるコミュニケーションの重要性を明確に意識した. すなわち「動物ふれあい教室」の最大の特徴は, この生活科の改善方針を満たしていると評価できる. さらに本論では,「動物ふれあい教室」はこの実践に携わる学生に対しても教育効果が期待できることを論じ, 教員養成課程における「動物ふれあい教室」の有意義性を示唆した.
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