紀要論文 学校主体の教育課程編成の意義と課題 : 総合的な学習の時間が子どもの学校生活に与える影響

鳥越, ゆい子

内容記述
本稿は,総合的な学習の時間が子どもたちの学校生活に与える影響について検討し,学校・教師主体で教育課程を編成することの意義と課題について考察することを目的したものである.質問紙調査による結果の分析から,他の教科などの授業が分からなくても,総合的な学習の時間に楽しさを感じる子どもの場合学校適応感や学習意欲,自尊感情が高くなる可能性があることが示唆された. 多くの子どもが総合的な学習の時間に楽しさを感じるクラスでは,そのクラスの子どもたちが身近に感じられるテーマ設定と,それに関する知識を得たうえでプレゼンテーションなどで表現できるような指導がおこなわれていた. このテーマ設定と個々の子どもの学力等に応じた指導を容易にするという意味で,学校主体の教育課程編成には一定の意義があると考えられる.一方で,個々の教師に任される部分が大きいことを考えれば,教師の多忙・多忙感問題の解消が,学校主体の教育課程編成をおこなっていくうえで大きな課題だと言える.
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