Departmental Bulletin Paper 幼児期における文字環境について : 感性の涵養と伝統文化の理解のために

林崎, 治恵

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新幼稚園教育要領では「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」のひとつとして文字への関心・感覚を育むことが明記され、小学校で行われる国語科書写への円滑な学習が促されている。また一方で、新教育要領の改善事項のひとつに「我が国や地域社会における様々な文化や伝統に親しむ」という内容がある。文字は日本の文化や伝統に大きく関わるものであり、文字に関する学習は高等学校では芸術科書道として行われ、書の表現や鑑賞とともに書文化や伝統の理解について学習が行われている。日本の文化や伝統を担う書への理解と尊重する態度がより深まるようになるためには、書の感性が幼児期から培われるような文字環境を積極的に考慮していくことが重要である。毛筆による手書き文字に触れることができる文字環境は、生涯にわたる書への感性を開く入り口となるとともに、「水書用筆」での指導が導入された小学校での文字指導へのより円滑な移行をも期待できる。
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