研究報告書 近畿自動車道名古屋神戸線(四日市JCT~亀山JCT)建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査概報
きんきじどうしゃどうなごやこうべせん(よっかいちJCT~かめやまにしJCT)けんせつにともなうまいぞうぶんかざいはっくつちょうさがいほう

服部,芳人  ,  泉,賢治  ,  西脇,智広  ,  村上,央

720170900 , 三重県埋蔵文化財センター , 三重県埋蔵文化財センター
NII書誌ID(NCID):BB02803903
内容記述
【鈴山遺跡】 三滝川上流北岸の音羽集落南側にある縄文時代の遺跡である。今回の第3次調査では、竪穴住居5棟と、落とし穴2基を確認した。なお、竪穴住居のうち1棟は、石囲い炉を有しており、北勢地域における縄文時代中期の状況を知る上で重要である。遺物は、縄文時代中期の土器片や石鏃、石錘などが出土した。【折子遺跡】 平成24年度の一次調査では、全ての調査坑(T1~T6)においてピットを検出したが、形状と埋土の状況から、根などの撹乱と判断した。また、遺物は出土しなかった。今回の調査は、平成24年度の調査範囲の北側と東側に幅2.5mの調査坑を5本(T7~T11)設定して行った。検出面は、黄褐色土を主体とした地山面であり、深度は35cm~105cmであった。T10・T11の調査坑から、現代の溝を確認したにとどまり、遺物も出土しなかった。【高ノ瀬遺跡】 平成24・26年度の一次調査では、土師器甕片や灰釉陶器片が出土したが、安定した遺構面は無く、遺構は確認していない。また、平成27年度の一次調査でも、遺構も遺物も検出されなかった。今回の調査は、幅2.5mの調査坑を3本(T42~T44)設定して行った。表土及び黒色土の下の一部で粘質土層を確認したが、それより下は粘質土と礫層が互層をなし、安定した検出面は確認されず、遺構は検出されなかった。遺物も出土しなかった。【釜垣内遺跡】 鈴鹿市小岐須町、御幣川と鍋川に挟まれた扇状地上にある遺跡である。平成24年に実施した第2次調査では中世の溝に囲まれた建物群が確認された。中世の溝であるSD1が調査区の西側に伸びることが推測されたため、今回、工事立会を実施した。表土からの深さが約90㎝で、検出面下に及んだが、水道管工事や道路舗装に伴う攪乱溝を多数確認したにとどまり、遺物も出土しなかった。
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http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/29/29663/21551_1_近畿自動車道名古屋神戸線四日市JCT~亀山JCT建設事業に伴.pdf

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