Research Paper 中城御殿跡(首里高校内)

亀島,慎吾  ,  平良,和輝  ,  宮城,淳一  ,  大堀,皓平  ,  黒住,耐二  ,  高宮,広土  ,  パリノ・サーヴェイ株式会社

(第93集) 20170731 , 沖縄県立埋蔵文化財センター , 沖縄県立埋蔵文化財センター
Description
中城御殿は国王の世子が暮らした邸宅跡で、近世初期に創建され、1875(明治8)年に那覇市首里大中町の龍潭池の北側に移転した。移転後の当地は、沖縄県立第一中学校を経て、現在の首里高校となっている。 首里高校校舎改築に伴い実施された発掘調査である。当初、記録保存調査として実施していたが、関係機関と調整を行い、一部の遺構を除き現地保存が決定した。 調査の結果、グスク時代、近世、近代~現代の遺構、遺物を確認した。グスク時代の遺構は柱穴や石組土坑がある。近世の遺構は中城御殿が機能していた時期の石積みや井戸など多種多様な遺構及び遺物を確認した。近代~現代の遺構は、首里高校校舎等に関連する遺構が確認された。 近世及びグスク時代の遺構は、遺構上部に造成土が覆う状況が確認され、遺構内に廃棄された遺物が後世の撹乱等を受けず保存状態が良かった。各種陶磁器等がまとまった状況で確認されたことから、遺構の年代観や遺構に伴う造成土の年代観を把握することができた。上記のことから中城御殿創建以前の状況や中城御殿の屋敷配置や平場拡張時期などを検討する上でも、重要な成果といえる。
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http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/29/29630/21500_1_中城御殿跡首里高校内.pdf

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