Research Paper 東村跡
アガリムラ アト
沖縄県立離島児童生徒支援センター建設に伴う緊急発掘調査報告書

金城,貴子  ,  具志堅,清大  ,  玉城,綾  ,  南,勇輔  ,  島袋,洋

(92) 20170331 , 沖縄県立埋蔵文化財センター , 沖縄県立埋蔵文化財センター
NCID:BB24607487
Description
東村跡発掘調査を行った結果、グスク時代、近世期、近代~戦前の様々な遺構や遺物が確認された。グスク時代の遺構では、15世紀前~中頃の陶磁器類がまとまって廃棄された土坑が検出される等、本遺跡が物資の集積地であった様相をうかがえた。また貝集積遺構出土のサラサバテイ、本遺跡出土のヤコウガイ片は螺鈿細工の利用が想定され、小規模な螺鈿製作が那覇地域で行われていた可能性が考えられた。また、近世の遺構から出土した牛角芯は、偽鼈甲細工の利用が想定される等、グスク時代、近世期と何らかの工芸品を製作する作業場としての一側面もうかがえる成果が得られた。その他、遺物については、中国産を中心に、タイ、ベトナム、朝鮮産の他、日本産等様々な遺物が数多く出土し、かつての琉球王国が各国との中継貿易によって繁栄した往時の姿が垣間見える重要な成果が得られた。
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http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/29/29443/21343_1_東村跡.pdf

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