研究報告書 笠井西浦遺跡
かさいにしうらいせき

山口,七奈枝  ,  山中,美歩  ,  井口,智博  ,  渥美,賢吾

20170929 , 浜松市教育委員会 , 浜松市市民部文化財課 , 浜松市教育委員会 , 浜松市市民部文化財課
NII書誌ID(NCID):BB24619293
内容記述
 笠井西浦遺跡は、天竜川の堆積作用によって形成された沖積平野の中でも東を南流する豊田川、西を南流する安間川に挟まれた微高地に位置する遺跡である。JAとぴあ浜松笠井支店の店舗建替に伴って行われた試掘確認調査(第3次)において、多量の遺物とともに遺構の存在が確認されたことから記録保存を目的とした本発掘調査(第4次)を実施することに至った。 今回の調査により、奈良時代の遺構と奈良・平安時代の豊富な遺物が出土した。ほぼ平行に南北に検出した溝2条は、道路遺構の側溝跡である可能性がある。また、出土品の中には壺底部の獣足片や祭祀具と思われるミニチュア製品、器種が豊富な土師器・須恵器がみられるなど、官衛に関連する遺跡像が示唆される。さらに、自然流路が網目状に流れる微高地上に笠井西浦遺跡は立地しており、笠井町・恒武町一帯に位置する遺跡群を含めて東西交通の要衝地としての性格を持つ遺跡として注目できる。
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http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/29387/21314_1_笠井西浦遺跡.pdf

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