研究報告書 高松城跡(丸の内地区)
たかまつじょうあと(まるのうちちく)
丸の内共同住宅建設工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書

池見,渉

(第163集) 20150731 , 高松市教育委員会
NII書誌ID(NCID):BB19073554
内容記述
本調査地は、近世城郭である「高松城」の外曲輪内にあたり、絵図との比較検討から、武家屋敷域と町屋域との境界付近に位置すると考えられる。当該地において、高松城築城後にあたる17世紀前葉~19世紀の遺構・遺物を多量に検出し、当該期間における土地利用形態の変遷過程を把握することができた。特に、第1・2遺構面で確認した溝は、水利用のあり方や土地区画のあり方を推測する上で、極めて示唆的である。また、遺構面間に介在する火災に伴う焦土層や洪水砂の存在は、土地利用形態更新の背景を考える上で重要である。一方、高松城築城以前、14世紀中葉~15世紀前葉の溝も一条検出しており、調査地付近にも条里地割が施工されていた可能性が推測できる。これら、中世から近世の遺構の主軸方向の検討を通して、土地割の方向が変化する状況を確認できたが、このことは、城下の整備過程を検討する上で、重要であると考える。
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http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/28/28709/20860_1_高松城跡丸の内地区.pdf

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