研究報告書 大久保遺跡(第3次)発掘調査報告
おおくぼいせき(だいさんじ)はっくつちょうさほうこく

石井,智大  ,  中井,英幸

(372) 20170317 , 三重県埋蔵文化財センター , 三重県埋蔵文化財センター
NII書誌ID(NCID):BB23319319
内容記述
平安時代末から鎌倉時代前期にかけての掘立柱建物、溝、土坑などが検出された。掘立柱建物のうち2棟は大型の総柱建物である。この2棟の建物の内部からは土坑が検出されている。溝には排水を目的に掘られたと考えられるものがあり、調査区西側の落ち込みに向かって急激に深くなる。この溝は、集落における区画の役割を果たしていた可能性もある。遺物としては、土師器、黒色土器、山茶碗、陶器、砥石などが出土した。当遺跡付近には「潤田御厨」という伊勢神宮の神領が置かれていたとされるが、実態は不明である。集落の消長や立地などを踏まえると、今回の調査で検出された集落は中世前期の土地開発と関わる集落と推定され、潤田御厨とも何らかの関係があった可能性が考えられる。また、縄文時代後期から晩期にかけての土器や石器も出土している。ただし、縄文時代に属する明確な遺構は確認できなかった。
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http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/29/29759/19650_1_大久保遺跡第3次発掘調査報告.pdf

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