研究報告書 野添大辻遺跡(第3次)発掘調査報告
のぞえおおつじいせき(だい3じ)はっくつちょうさほうこく

小原,雄也

(366) 20160318 , 三重県埋蔵文化財センター , 三重県埋蔵文化財センター
NII書誌ID(NCID):BB20935112
内容記述
当遺跡は宮川右岸段丘上に立地し、遺跡の中央を中~近世の熊野脇道(滝原道)が通過している。道路拡幅工事に伴い発掘調査を実施し、室町時代(戦国期)の掘立柱建物3棟、柱列4条、井戸3基などの遺構を確認した。出土品にはこの時期の土師器(皿・鍋)、陶器(壺・天目茶椀)、泥塔などがある。泥塔は掘立柱建物の柱穴内で正立した状態で出土した。本遺跡出土のものは偏平舟形光背宝塔型泥塔に分類される。泥塔正面には宝塔が立体的に表現され、宝塔の軸には梵字、多宝如来坐像が見られる。泥塔の形態は地域によって異なるが、本遺跡より出土したものの類例は三重県を中心とし、愛知県西部から京都府南部にかけて分布することが判明した。
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http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/29290/19646_1_野添大辻遺跡第3次発掘調査報告.pdf

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