Research Paper 押出遺跡第6次発掘調査報告書
おんだしいせきだい6じはっくつちょうさほうこくしょ

水戸部,秀樹  ,  木村,恵理

(227) 20170331 , 公益財団法人山形県埋蔵文化財センター , 公益財団法人山形県埋蔵文化財センター
NCID:BB23345148
Description
 押出遺跡は縄文時代前期後半の大木4 式期に低湿地に営まれた集落跡である。地表下約2.5m の地点で転ばし根太を伴う盛土遺構が検出された。盛土遺構は拡張を繰り返し、次第に大型化している。 出土遺物は、多量の土器・石器に加えて、彩漆土器・押出型ポイント・異形石器・漆製品・自然遺物などの希少な遺物が出土した。土器では、大木4 式のほかに関東地方の諸磯b 式や北陸地方の刈羽式系など、他地域との交流をうかがわせる資料が出土した。彩漆土器は初めて壺形のものが出土した。また、クッキー状炭化物・貝蓋装飾付漆塗膜・鯛の歯の装飾付漆塗膜・鯛の歯の装飾付漆塗繊維製品・漆塗繊維製品などの貴重な資料も得られた。種子の分析により、当時の食糧生産や食料の種類について多くの知見を得られた。 低湿地という特殊な環境下に適応した人々の生活の一端を、うかがい知ることができる成果が得られた。
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http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/26551/19427_1_押出遺跡第6次発掘調査報告書.pdf

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