研究報告書 馳上遺跡第2~4・6次発掘調査報告書
はせがみいせきだい2~4・6じはっくつちょうさほうこくしょ

草野,潤平  ,  五十嵐,萌

(225) 20170331 , 公益財団法人山形県埋蔵文化財センター , 公益財団法人山形県埋蔵文化財センター
NII書誌ID(NCID):BB23310507
内容記述
 馳上遺跡は、古墳時代から中世・近世にわたり断続的に営まれた拠点的な集落遺跡である。今回の調査で確認された遺構は、河川沿いに広がる8 ~ 9 世紀の竪穴建物・掘立柱建物が中心で、古墳時代と中世・近世の遺構・遺物はわずかに認められる程度である。8 世紀初頭~前半の竪穴建物出土土器のなかには、関東系を含む異系統の要素が見られる土師器があり、また河川を中心に多様な墨書・刻書土器や仏教関係遺物などが出土した。さらに一般集落では見られない定型硯なども見つかり、公的性格をもった遺跡と考えられるが、竪穴建物群と掘立柱建物群が未分離で計画的な建物配置も見出しがたく、「郷飲酒礼」遂行の責を負う「郷家」、あるいは郡衙などの運営に必要な物資調達・管理の補完といった官衙機能の一翼を担う民間施設の置かれた可能性が想定される。
本文を読む

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/26546/19425_1_馳上遺跡第2~4・6次発掘調査報告書.pdf

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/26547/19425_2_馳上遺跡第2~4・6次発掘調査報告書.pdf

このアイテムのアクセス数:  回

その他の情報