Research Paper 平榎亀田遺跡発掘調査報告
ひらえのきかめだいせきはっくつちょうさほうこく
県営農地整備事業平榎地区に伴う埋蔵文化財発掘報告

金三津,道子  ,  朝田,亜紀子

I ( 74 ) 20170310 , 富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所 , 富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所
NCID:AA1245620X
Description
平榎亀田遺跡は,常願寺川左岸の平野部に位置する。弥生時代の遺物も出土しているが,明確に伴う遺構はなく,周辺からの流れ込みと考えられる。平榎亀田遺跡で,集落が営まれるようになるのは,竪穴建物が検出される古代になってからと考えられる。集落は,常願寺川の旧河道の間に点在する微高地上など安定した土地を選んで形成されており,平榎亀田遺跡の南西部にあたり,現集落とほぼ重なる。中世の遺物は少ないが,遺跡周辺の平榎地区には,上杉謙信により天正年間に攻め落とされたと伝えられる「平榎城」があったとされており,今回の調査で検出した堀跡はこれに関連する可能性が高い。近世以降は,水路や旧水田の区画とみられる落ち込みが検出されており,集落周辺に水田地帯が広がっていたものと想定される。
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http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/26065/19078_1_平榎亀田遺跡発掘調査報告.pdf

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