Research Paper 大天馬遺跡・後沢遺跡 : みやぎ県北高速幹線道路関連遺跡調査報告書II
だいてんま いせき・うしろざわ いせき : みやぎ けんぽく こうそく かんせん どうろ かんれん いせき ちょうさ ほうこくしょ II
みやぎ県北高速幹線道路関連遺跡調査報告書

千葉,直樹

2 ( 241 ) 20160318 , 宮城県教育委員会 , 宮城県教育委員会
NCID:BB2120869X
Description
 大天馬遺跡と後沢遺跡は、一迫川とその支流によって開析された丘陵上に立地する奈良時代の遺跡である。みやぎ県北高速幹線道路建設工事に伴う確認調査を実施した。調査の結果、大天馬遺跡から8世紀中頃の竪穴住居跡を1軒検出した。住居跡からは土師器坏・埦・甕が出土した。甕は関東系土師器に分類されるものである。住居の基本構造は在地のものであるが、カマドの心材に関東系土師器を用い、白色粘土で構築している点で特徴的である。後沢遺跡から8世紀前半~中頃の竪穴住居跡を1軒、時期不明の掘立柱建物跡1棟、土坑4基、溝跡2条を検出した。住居跡からは土師器甕・須恵器坏が出土した。土師器甕は関東系土師器に分類されるものである。土師器甕は胴部上半が住居跡床面に据えられた状態で検出された。大形の甕を置く器台として転用された可能性がある。いずれの遺跡も遺構の構造や分布状況などから、栗原地域の8世紀代に営まれた一般集落と考えられる。
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http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/26010/19034_1_大天馬遺跡・後沢遺跡みやぎ県北高速幹線道路関連遺跡調査報告書.pdf

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