Research Paper 東日本大震災復興関連埋蔵文化財調査報告書
ひがしにほんだいしんさいふっこうかんれんまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
貞山堀・高大瀬遺跡隣接地

川又,隆央  ,  川島,秀儀

Ⅳ ( 15 ) 20160331 , 岩沼市教育委員会 , 岩沼市教育委員会
NCID:BB21846528
Description
 当市に存在する貞山堀(木曳堀)は、慶長年間の開削と考えられているが、明治16~22年にかけての改修、さらに昭和42年以降に実施された「国営名取土地改良事業」によって左岸の一部を除き大部分では往時の姿は留めていないと考えられていた。今回の調査は当市の貞山堀では初めての事例となり、水際ではコンクリート加圧矢板の設置によって護岸施設は失われていたが、新堤防の築堤は旧堤防構築土に貼り増して施工していたことが明らかとなった。 高大瀬遺跡隣接地では、平成25年の調査で発見された過去の津波堆積物を内包する堤間湿地は見られず、浜堤が形成されていたことが判明した。また近接している高大瀬遺跡やにら塚遺跡で発見されている古代遺物や遺構は確認できず、近世~近代の耕作痕跡が認められたことから、当該地での土地利用の開始は近世遺構であることが明らかとなった。
Full-Text

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/23268/17153_1_東日本大震災復興関連埋蔵文化財調査報告書.pdf

Number of accesses :  

Other information