Research Paper 徳万頼成遺跡発掘調査報告
とくまんらんじょういせきはっくつちょうさほうこく
国道359号砺波東バイパス建設に伴う埋蔵文化財発掘報告

髙栁,由紀子  ,  町田,賢一

1 ( 69 ) 20160311 , 公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所 , 公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所
NCID:BB20847081
Description
縄文時代の砺波平野ではこれまで低地での竪穴建物の検出例はなく,丘陵部が中心であった。竪穴建物を検出した今回の調査で,少なくとも縄文時代中期から平野部にも居住域を設けていたことが明らかとなった。また,竪穴建物廃絶後の土器廃棄場から出土した土偶は他に類例が少なく,貴重な資料となった。古代では奈良時代から平安時代に所在した東大寺領荘園井山村の推定地となっており,今回の調査で見つかった水田はこの一部と考えられる。水田が作られる前では焼壁土坑が見つかっており,簡易な炭焼きを行っていたと考えられる。中世では東大寺領荘園の衰退を受けて成立した徳大寺家領般若野荘の推定地となっている。平成19年度に砺波市教育委員会が行った発掘調査と同様に掘立柱建物が見つかっており,同様な構造を持った建物が点在して,現在にもみられるような散村的な景観であったことが想定される。
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http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/22300/16476_1_徳万頼成遺跡発掘調査報告.pdf

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/22301/16476_2_徳万頼成遺跡発掘調査報告.pdf

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