Departmental Bulletin Paper 幼児期の「保育」と小学校「算数」の学びの連続性に関する研究(1) ― 算数的活動の行動分類を通して ―

東尾, 晃世

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幼児期の「保育」と小学校「算数」の学びの連続性を考えるとき、園と小学校は何を視点にして連携を進めたらよいのであろうか。本研究では、「算数科に焦点を当てた保幼小連携」を考えるための視点を見出すために、小学校学習指導要領解説算数編をもとに、算数的活動を7つの行動に分類し考察を行った。その結果から、算数的活動として取り上げたどの行動も「学びの連続性」という視点では重要であるが、特に幼児期の「保育」と小学校「算数」の連携の視点の1つとして「数える」「くらべる」の行動が注目に値することを見出すことができた。幼児期の「保育」で、「数える」「くらべる」という数学的体験を積み重ねること、小学校「算数」では、その数学的体験と結びつけながら数学的概念として獲得させることが重要であると考える。このことは、算数科としての「学びの連続性」を実現する1つの視点となり得ると考える。
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