Departmental Bulletin Paper 長期的インターンシップ実習における継続性/非継続性の要因に関する研究 ― 保育・教育系学生の縦断的アンケート調査を手がかりに ―

佐伯, 知子

Description
 本論は、保育・教育職の養成段階における、長期的インターンシップ実習の継続性/非継続性の要因について検討するものである。具体的には、ある保育・教育者養成校の事例に注目し、同大学で3年次にインターンシップ実習が選択制となって以降、実習を選択した学生/しなかった学生(本論では、継続組/非継続組と呼んでいる)がそれぞれ、1・2年次のインターンシップ実習(必修)でどのような経験をしてきたのか、またどのような成果を実感してきたのか、縦断的アンケート調査をもとに検証した。結果、継続組と非継続組の違いとしては第一に、継続組の方が多くのことを経験し、学習成果を強く実感する傾向が高いという点、第二に、1年次から2年次への変化という面では、継続組では前向きな変化がみられる傾向が強いが、非継続組においてはそうした変化がみられにくいという点が明らかとなった。早期離職が問題視される保育・教育職において、本論で得られた知見を今後の学習支援に生かしていきたい。
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