Departmental Bulletin Paper 回復期リハビリテーション病棟における脳血管障害患者の生活の再構築過程を支える援助方針と援助体制の検討
Developing a Support System to Help Cerebrovascular Disease Patients in the Convalescent Rehabilitation Ward Reconstruct Their Lives

原田, めぐみ  ,  奥村, 美奈子

16 ( 1 )  , pp.39 - 49 , 2016-03 , 岐阜県立看護大学
ISSN:1346-2520
NCID:AA11546486
Description
 本研究の目的は、回復期リハビリテーション病棟における脳血管障害患者の生活の再構築過程を支える援助方針と、その援助を看護職と介護職が協働して実践できる援助体制を検討することである。 対象者は、回復期リハビリテーション病棟の看護職12名、介護職7名であった。まず、脳血管障害患者の生活の再構築過程を支えるために看護職・介護職が必要と考える援助や体制の現状に関する質問紙調査を行った。そして現状の調査結果をもとに看護職・介護職全員で意見交換を繰り返して患者と家族の現状や病棟の現状と課題を共有し、病棟の課題の解決につながるように[ 援助方針と援助体制] を作成した。 脳血管障害患者の生活の再構築過程を支える上での病棟の課題は、①患者と家族の現状を捉え、一人ひとりが必要と考え実践している援助はあるがそれを看護職・介護職がお互いに相談、検討、共有する場がない、②情報共有や意見交換について介護職から看護職へは言いづらい時もあることであった。 脳血管障害患者の生活の再構築過程を支える[ 援助方針] は、1) 患者・家族とともに今後の方向性を考える、2) 精神的な回復を支える、3) 患者の意欲を支える、4) 退院後も患者の支えになれるように家族を支援するに整理された。[ 援助方針] を看護職と介護職が協働して実践するための[ 援助体制] は、これまで看護職で行っていたケースカンファレンスに介護職も参加すること、介護職と看護職が自由に日々の気づきを共有するための『気づきノート』を導入することであった。 看護職と介護職の協働体制づくりにおいて重要なことは、看護職と介護職がお互いに情報共有や意見交換しやすい場をつくることと、“現状をより良くしたいという思い” を高めることによる病棟全体の動機づけであると考えられた。
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