Departmental Bulletin Paper Impact of the Recommendations of the United Nations Convention on the Elimination of All Forms of Discrimination against Women (CEDAW) on Gender Equality in Japan and Poland:Article 7 on Political Representation

KSIENIEWICZ, Monika  ,  Monika, KSIENIEWICZ

Description
1979年に批准された、女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約(CEDAW)は女性の道徳的、市民的、政治的な平等を確立した。日本とポーランドは1980年に調印している。この論文の目的は、政治的生活におけるすべての差別形態の排除をうたう第七条に着目し、CEDAW が国会における女性の政治参加を推進するのみ有効な道具となってきたかを検証することである。この分析は CEDAW に提出された日本とポーランドの公式定例報告および列国議会同盟のデータに基づいて行われる。日本とポーランドの面積はおおむね等しいが、両国は異なる歴史的背景を持ち、男女の平等の達成を国際的に認められている度合いも異なっている。日本はアジアのなかでもっとも発展した豊かな国として広く知られているが、皮肉なことに、女性に対する差別的行動には多くの事例があるのだ。日本は CEDAW に調印してからそれを批准するまでに5年の歳月を要しているのに対し、ポーランドは同じ年に調印と批准を行っている。日本の女性は第二次世界大戦のあとに選挙権を得ているが、ポーランドの女性は第一次世界大戦のあとに選挙権を得ている。現在ポーランドの首相は女性だが、これは歴史上三回目のことである。それに対し、日本ではまだ女性が首相になったことはない。世界経済フォーラムの発表する2015年の男女格差指数レポートは、先進国において日本の男女の平等の度合いは最低のレベルにあることを示しており、145か国中101番目と評価されている。対照的に、ポーランドは51番目に位置している。このレポートは経済活動への参加度、教育、政治的参加、そして健康などにおける女性の状況を分析している。この論文は女性の政治参加の文脈において日本とポーランドの男女平等を推進する点での類似点と差異を調査するものである。
Full-Text

https://kobe-c.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=5440&item_no=1&attribute_id=45&file_no=1

Number of accesses :  

Other information