紀要論文 コーパスに基づいた類義表現の分析―「~たばかりだ」と「~たところだ」を例に―

建石, 始

内容記述
「~たばかりだ」と「~たところだ」はある行為が行われた直後という意味を持つ類義表現とされる。両形式の違いについて、これまでは母語話者の内省に基づいて分析されてきた。本稿では、実際のデータではどうなっているのかという問題意識のもと、コーパスを用いて両形式の特徴の違いを分析した。具体的には、「~たばかりだ」は出現・変化を表す動詞と結びつきやすいのに対して、「~たところだ」は行為・活動・発話に関する動詞と結びつきやすい。また、「~たばかりだ」と「~たところだ」はいずれも直前の時を表す副詞と結びつきやすいことが明らかになった。さらに、「~たばかりだ」は名詞修飾で使われやすいのに対して、「~たところだ」は文末・言い切りで使われやすいことを主張した。
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