紀要論文 京都市岡崎公会堂に関する史料調査報告①

井原, 麗奈

内容記述
京都市岡崎公会堂とは、1915年に大正天皇の即位の大礼の際に饗宴場として二条城内に建設された建物を、1917年に京都・岡崎(2016年1月に改装オープンした「ロームシアター京都」の位置)に移築し、公会堂として開館したものである。大礼後に宮内省から京都市へ下賜され、1934年の室戸台風で倒壊するまでの約17年間、市民のあらゆる活動の場として活用された。筆者はこの公会堂の史料調査を2013年から約3年間続け、戦前期に公会堂が果たした役割についての考察を日本文化政策学会の『文化政策研究』第9号(美学出版、2015年)に研究ノートとして投稿したが、幾つかの貴重な史料を紙幅の都合上、掲載できなかった。またこの公会堂の史料には他には見られない幾つかの特別な状況がみられるため、この紙面を以て報告する。
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