紀要論文 訪問介護事業所のサービス提供責任者による訪問看護や介護支援専門員とのチーム活動の実践とその関連要因―共分散構造分析による検討―

綾部, 貴子

内容記述
本研究では、訪問介護事業所のサービス提供責任者による訪問看護職や介護支援専門員とのチーム活動(以下、CA)の実践とその関連要因を明らかにした。調査対象は、国内のA地域で無作為で抽出されたサービス提供責任者500名である。分析対象は欠損値を除く207名(41.4%)であった。調査は郵送方法とした。調査期間は、2010年10月4日~10月31日であった。分析方法について、独立変数には「性別」「年齢」「CAに関する職場外研修受講の有無」「人的資源との肯定的な関係」、従属変数には、「サービス提供責任者による介護支援専門員や訪問看護職とのCAの実践」(以下、「CA」を設定した。共分散構造分析を実施しモデルの適合度(適合度指標にはGFI、AGFI、CFI、RMSEAを用いた)を確認した。倫理的配慮はB大学研究倫理審査委員会で承認を得て実施し、対象者には研究の趣旨や匿名性の確保、データの管理方法を文書で説明した。結果、モデルの適合度はX^2(df)=22.987(8)、GFI=.970、AGFI=.894、CFI=.945、RMSEA=.059であった。「CA」に対し、「人的資源との肯定的な関係」が1%水準で有意な関連がみられた。すなわち、サービス提供責任者のCAを促進するには、利用者や家族との良好な関係、職場内外での良好な人間関係といった人的資源との肯定的な関係の必要性が示された。
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