Journal Article 急性期病院のソーシャルワーカーの業務遂行過程と役割喪失過程との悲嘆作業構造 : 博士論文要約版

大賀, 有記

(49)  , pp.51 - 65 , 2016-03-01 , ルーテル学院 , Japan Lutheran College and Theological Seminary
ISSN:1880-9855
Description
1980 年代以降日本の医療を取り巻く社会情勢は変化し,効率的かつ効果的な医療供給体制整備が急がれている。それに伴い,保健医療職種間でのクロスオーバー化等が進み,医療ソーシャルワーカーの役割は変化,多様化,あいまい化しており,ソーシャルワーカーの困難感は高まっている現状がある。本研究では,ソーシャルワーカーの役割のあいまい化が顕著である,急性期病院における脳血管疾患の患者家族支援に着目した。M-GTAを用いた質的調査を行った結果,役割変化への取り組み過程にみる困難の質と構造が明らかになり,ソーシャルワーカーの専門的支援構造を提示することができた。この支援構造は,業務遂行過程と役割喪失過程の2つの軸の相補的な働きかけあいにより成立しており,二重螺旋状に発展的に継続していくことが明らかになった。この強固な支援構造は,いかなる変化が起きてもソーシャルワーク支援を継続し,患者家族を支援し続けることの普遍性を示しているといえる。
博士論文要約版
Abridged Doctoral Dissertation
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