Departmental Bulletin Paper 色彩学とデザインの体験的学習に関する研究 : 教材開発 混色理論のCAE について
シキサイガク ト デザイン オ タイケンテキ ガクシュウ ニ カンスル ケンキュウ キョウザイ カイハツ コンショク リロン ノ CAE ニ ツイテ

森, 優子  ,  小林, 政司  ,  Yuko, MORI  ,  Masashi, KOBAYASHI

Description
大阪樟蔭女子大学被服学科および化粧ファッション学科の色彩関連科目における混色理論の教育実践について考察する。デザインと造形教育を背景とする混色理論の理解とその効果を検証するため、体験的理解を目的としてコンピュータを活用した教材を開発し、2015 年度および2016 年度の授業において実施した。教材は減法混色課題と加法混色課題から構成される。本教材を授業で利用した結果、加法混色課は、絵具などの色材を用いた混色の体験的な予測とは異なって見えることから、多くの学生にとって初期の取り組み段階では理解が難しいと感じられ、減法混色課題では、色材による混色とのモニタ上の見え方の差に違和感がある等の事例があった。両課題とも法則性の発見を促す指導を行った結果、一定のリズムを保ちながら次第に解法を得られたことが確認された。さらに年度ごとに課題の出題方法を変更した結果、難しいと感じられる度合いに変化がみられた。両課題の同時あるいは継続した学習が、混色の特質の比較をともなった理解を可能にしたことから、課題量や時間配分が理解の深度に影響を与えることが示唆された。
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